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GASR(kakenhi)


「カタストロフィ」の想像力:ドストエフスキー文学の現代的意味とその世界展開

20 世紀以降の世界においてドストエフスキー文学のもつ真の現代性を、「カタストロフィ」をキー概念(ここに《災厄》《終末》《危機》《悲劇》)のサブ概念が含まれる)としつつ、次の4つの観点から精査・考察する。1)現代史の諸相に見る《災厄》の事例の範疇化およびそれらの《災厄》に関連する言説がドストエフスキー文学とどう関連づけられてきたかを歴史的に解明する。2)ドストエフスキー及びロシア精神における《終末》意識の源を探り、その政治性を解明する。3)小説ジャンルの《危機》とその危機を克服する手段としてドストエフスキーの文学が持った役割と今後の可能性について、文芸学、精神医学の理論を用いつつ考察する。4)《悲劇》の概念を軸に、ドストエフスキー文学が映画、音楽、演劇等の実践でどのような創造的リメイクを生んだかを精査し、世界の文化・芸術において彼の文学に付与された意味について解明する。